野球・ゴルフのスイングを安定させる体幹と回旋トレーニングを理学療法士が解説

スポーツウェアでゴルフスイングをする人の水彩イラスト

「スイングが安定しない」「飛距離を伸ばしたい」「腰を痛めやすい」——野球やゴルフのスイングは、体幹の回旋(ひねり)の使い方が鍵になります。

この記事では、総合病院にて勤務している現役の理学療法士として、スイングを安定させる体幹・回旋の考え方と自宅でできる基本トレーニングを解説します。腕の力に頼らず、身体全体を使いましょう。

目次

スイングは「腕」より「体幹」

腕だけで振ろうとすると、力が伝わりにくく、腰や肘を痛める原因にもなります。体幹の回旋で生んだ力を腕に伝えるのが、安定したスイングの基本です。体幹づくりは体幹トレーニングの記事もどうぞ。

大切なのは「胸椎の回旋」と「下half安定」

ひねりは腰(腰椎)ではなく、背中(胸椎)でしっかり回すのが理想です。腰で無理にひねると痛めやすくなります。下半身は土台として安定させ、上半身をなめらかに回す——この役割分担がポイントです。

自宅でできる基本トレーニング3選

① 胸椎回旋ストレッチ

四つ這いで胸を開く胸椎回旋ストレッチの水彩イラスト
① 背中から胸を開くようにゆっくりひねり、胸椎の動きを引き出す

四つ這いで片手を頭に添え、背中から胸を開くようにゆっくりひねります。胸椎の動きを引き出します。左右各10回ほど。

② 体幹の安定(プランク系)

プランクで体幹を安定させる水彩イラスト
② 体幹が安定すると回旋の力が逃げにくくなります

体幹を安定させると、回旋の力が逃げにくくなります。基本はプランクの記事を参考に、無理のない時間から。

③ ゆっくり素振り(フォーム確認)

スポーツウェアでゆっくり素振りをする水彩イラスト
③ 下半身は安定・背中で回す感覚をゆっくり確認

力を抜いてゆっくり振り、下半身は安定・背中で回す感覚を確認。速く振るより、正しい順番で身体が動く感覚を養います。

Avensの現場から

スイング系のご相談では、「腰が痛い」という方がとても多いです。原因の多くは腰でひねりすぎていること。背中(胸椎)と股関節が硬いと、その分を腰が代償してしまいます。だから現場では「腰でひねらず、背中と股関節で回す」——ここを繰り返しお伝えしています。

注意点

  • 腰で無理にひねらない:背中と股関節で回す
  • ウォームアップをしてから
  • 腰・肘・肩に痛みが続く場合は、医療機関にご相談ください

まとめ

安定したスイングは、腕より体幹の回旋。背中(胸椎)で回し、下半身を土台に安定させるのが基本です。胸椎回旋ストレッチ・体幹の安定・ゆっくり素振りで、腰に頼らないスイングを目指しましょう。

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※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、診断・治療を行うものではありません。腰・肘・肩などに痛みが続く場合は、自己判断せず医療機関にご相談ください。

参考にした情報源

本記事は、以下の公的機関・学会の公開情報を参考に、一般読者向けに分かりやすく再構成したものです。

※内容はあくまで一般的な目安です。年齢・既往歴・症状により適切な対応は異なります。気になる症状がある場合は、医師・理学療法士などの専門職にご相談ください。

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この記事を書いた人

理学療法士。総合病院に勤務する現役の理学療法士として、姿勢・腰痛・肩こり・ストレッチなど、毎日の身体ケアに役立つ情報を分かりやすく発信しています。

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