スクワットは何回・週何回?回数と頻度の決め方

明るい部屋でゆっくりスクワットをする人の水彩イラスト

「スクワットは何回やればいいですか」「毎日やっても大丈夫ですか」——回数と頻度は、目的と今の体力で変わります。

この記事では、総合病院にて勤務している現役の理学療法士として、スクワットの回数・セット数・頻度の決め方を解説します。

この記事の結論

  • 回数より「最後の数回がややきつい」かどうかが目安
  • 週2〜3回から。毎日やるなら回数を減らして軽くする
  • 翌日に強い痛みが残るなら、回数ではなくフォームか量が合っていない
目次

回数は「きつさ」で決める

同じ10回でも、人によって負荷はまったく違います。目安になるのは「最後の2〜3回がややきつい」という感覚です。20回やっても余裕なら少なすぎ、5回でフォームが崩れるなら多すぎます。フォームそのものはスクワットの正しいフォームの記事を。

はじめての方の目安

椅子を後ろに置いて浅いハーフスクワットをする横向きの水彩イラスト
はじめはハーフスクワット10回×2セット。椅子に座る手前で止まる
  • ハーフスクワット10回×2セットから。椅子に座る手前で止まる深さ
  • 慣れてきたら回数ではなく深さとゆっくりさを増やす
  • 3秒で下ろし、1秒で立つ——速く数をこなすより効きます

頻度は週2〜3回から

筋肉は運動した後に回復しながら強くなるとされています。同じ強度で毎日追い込むと、回復が追いつきません。まずは1日おき、週2〜3回を目安に。毎日やりたい方は、1回あたりを軽く・少なくしてください。

毎日やる場合

「習慣にしたい」という目的なら毎日でもかまいません。その場合は10回1セットなど軽めに固定し、追い込まないこと。歯みがきのついでなど、時間を決めると続きます。

増やし方の順番

腕を前に伸ばしてゆっくりしゃがむ横向きの水彩イラスト
増やす順番は 深さ→ゆっくりさ→回数→セット数
  • 1. 深さ:浅い→椅子の高さ→もう少し深く
  • 2. ゆっくりさ:下ろす時間を3秒→4秒へ
  • 3. 回数:10回→12回→15回
  • 4. セット数:2→3セット

回数を増やすのは3番目です。浅いまま回数だけ増やしても、狙った筋肉には効きにくくなります。

続けやすくする道具(なくてもできます)

スクワットに道具は要りません。フォームが不安な方は椅子を後ろに置いて座る動きから始めると安全です。膝に不安がある方はサポーターを使う選択もあります。

Avensのワンポイントアドバイス

「何回やればいいですか」と聞かれたとき、私は回数を答えないようにしています。同じ10回でも、深さとスピードで負荷は何倍も変わるからです。お伝えしているのは「最後の2〜3回がややきつい深さを探してください」という一言だけ。これが分かると、体力が変わっても自分で調整できるようになります。

注意点

マットの横で腰に手を当てて休む人の水彩イラスト
翌日に強い痛みが残るなら、量かフォームが合っていない
  • 翌日に強い痛みが残るなら量かフォームが合っていない
  • 膝が痛むときは深さを浅くする(膝の負担を減らすスクワット)
  • ふらつきがある方は、壁や椅子に手を添えて

よくある質問

Q1. スクワットは何回やればいいですか?

回数ではなく「最後の2〜3回がややきつい」深さと回数を探してください。はじめての方はハーフスクワット10回×2セットが目安です。

Q2. 毎日やってもいいですか?

習慣づけが目的なら軽めに毎日でもかまいません。しっかり効かせたい場合は1日おき、週2〜3回が目安とされています。

Q3. 回数を増やすのと深くするのは、どちらが先ですか?

深さが先です。浅いまま回数だけ増やしても、狙った筋肉には効きにくくなります。

Q4. 翌日に筋肉痛が出ますが続けていいですか?

歩ける程度の張りなら一般的な反応とされています。強い痛みや動かせないほどの状態なら、量かフォームを見直してください。

まとめ

スクワットは回数ではなく「最後の2〜3回がややきつい」が目安。頻度は週2〜3回から、毎日やるなら軽く。増やす順番は深さ→ゆっくりさ→回数→セット数です。

※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、診断・治療を行うものではありません。痛み・しびれ・強い不調が続く場合は、自己判断せず医療機関にご相談ください。

参考にした情報源

本記事は、以下の公的機関・学会の公開情報を参考に、一般読者向けに分かりやすく再構成したものです。

※内容はあくまで一般的な目安です。年齢・既往歴・症状により適切な対応は異なります。気になる症状がある場合は、医師・理学療法士などの専門職にご相談ください。

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この記事を書いた人

理学療法士。総合病院に勤務する現役の理学療法士として、姿勢・腰痛・肩こり・ストレッチなど、毎日の身体ケアに役立つ情報を分かりやすく発信しています。 詳しい経歴は執筆・監修者のページに掲載しています。

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