デスクワーク中にできる体幹トレーニング|座ったまま「ながら」で整える3つの方法を理学療法士が解説

背もたれから離れて骨盤を立てて座る人の水彩イラスト

「デスクワーク中にできる体幹トレーニングはない?」「ジムに行く時間がない」——忙しい方ほど、座ったままできる方法を知りたいはずです。

この記事では、総合病院にて勤務している現役の理学療法士として、座ったまま・仕事の合間にできる体幹エクササイズを解説します。体幹の基本は体幹トレーニングの記事もどうぞ。

目次

座りっぱなしで体幹が「サボる」理由

椅子の背もたれに寄りかかると、本来身体を支えるお腹・背中の筋肉が働かなくてよい状態になります。これが長く続くと、立ったときに姿勢が保ちにくくなり、腰の負担につながるとされます。座ったままでも「自分で支える時間」を作るのが、デスクワーク中の体幹トレーニングの考え方です。

座ったままできる体幹エクササイズ3選

いずれも呼吸を止めずに。周りに気づかれないくらい小さな動きで十分です。

① 骨盤を立てて座り直す

椅子の前側に骨盤を立てて座る横向きの水彩イラスト
① 背もたれから離れ、座骨で座る感覚で骨盤を立てる

背もたれから背中を離し、座骨(お尻の骨)で座る感覚で骨盤を立てる。これだけで体幹が働き始めます。まず1時間に1回、1分から。

② お腹を軽くへこませてキープ(ドローイン)

お腹に手を添えて軽くへこませる水彩イラスト
② 吐きながらおへそを背中に近づけ、呼吸を続けて10秒

息を吐きながらおへそを背中に近づけるように軽くへこませ、そのまま呼吸を続けて10秒。5回。力みすぎないのがコツ。

③ 片脚を浮かせてキープ

椅子に座り片足を床から浮かせる水彩イラスト
③ 上体がぐらつかないように片足を数cm浮かせて5秒

骨盤を立てたまま、片方の足を床から数cm浮かせて5秒。左右5回ずつ。上体がぐらつかないように支えることで、体幹が働きます。

Avensの現場から

「体幹トレーニング=プランク」と思われがちですが、デスクワークの方に最初におすすめするのは「骨盤を立てて座る」です。地味ですが、これができない人はプランクをしても腰を痛めやすい。1時間に1分、背もたれから離れる。これが最も続く体幹トレーニングです。

注意点

  • 腰に痛みがある状態で無理に続けない
  • 呼吸を止めて力むと血圧が上がりやすいので、必ず呼吸を続ける
  • しびれ・強い痛みが出たら中止し、医療機関へ

まとめ

デスクワーク中の体幹トレーニングは、「自分で支える時間を作る」こと。骨盤を立てて座る・ドローイン・片脚浮かせの3つを、1時間に1回。小さな積み重ねが、立ったときの姿勢と腰の安定につながります。

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※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、診断・治療を行うものではありません。痛み・しびれ・強い不調が続く場合は、自己判断せず医療機関にご相談ください。

参考にした情報源

本記事は、以下の公的機関・学会の公開情報を参考に、一般読者向けに分かりやすく再構成したものです。

※内容はあくまで一般的な目安です。年齢・既往歴・症状により適切な対応は異なります。気になる症状がある場合は、医師・理学療法士などの専門職にご相談ください。

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この記事を書いた人

理学療法士。総合病院に勤務する現役の理学療法士として、姿勢・腰痛・肩こり・ストレッチなど、毎日の身体ケアに役立つ情報を分かりやすく発信しています。

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