肩甲骨はがしのやり方|肩こり・巻き肩のセルフケアを理学療法士が解説

肩に手を添えて肩甲骨を動かす人の水彩イラスト

「肩甲骨はがし」という言葉を聞いたことはありますか。ガチガチに固まった肩甲骨まわりを動かすセルフケアで、肩こりや巻き肩が気になる方に注目されています。

この記事では、総合病院にて勤務している現役の理学療法士として、肩甲骨はがし(肩甲骨まわりをゆるめる運動)のやり方と注意点を解説します。※「はがす」は俗称で、実際は動かして柔らかくするケアです。

目次

「肩甲骨はがし」とは?

肩甲骨は本来、背中の上をよく動く骨。しかし猫背やデスクワークでまわりの筋肉が固まると動きが悪くなり、肩こり・巻き肩につながります。いわゆる肩甲骨はがしは、この肩甲骨の動きを取り戻す運動のこと。骨を物理的にはがすわけではありません。肩甲骨ケアの基本は肩甲骨ストレッチの記事も。

自宅でできるやり方3選

いずれも肩甲骨を大きく動かす意識で、痛みのない範囲で。

① 肩回し

両手を肩に添えひじで円を描く肩回しの水彩イラスト
① 両手を肩に添え、ひじで大きく円を描いて前後各10回

両手を肩に添え、ひじで大きく円を描くように前後に回す。肩甲骨から動かす意識で各10回。

② 肩甲骨を寄せる

両ひじを後ろに引き肩甲骨を寄せる水彩イラスト
② 両ひじを後ろに引き、肩甲骨を中央に寄せて5秒キープ

両ひじを後ろに引き、左右の肩甲骨を中央に寄せて5秒キープ→ゆるめる。胸を開くように。

③ バンザイ→ひじ引き下げ

バンザイからひじを引き下げるVの字運動の水彩イラスト
③ バンザイからひじを曲げて引き下げ、背中でVを作る

両腕をバンザイし、ひじを曲げながら肩甲骨を寄せて下げる。背中でVを作るイメージ。10回ほど。

Avensの現場から

「肩甲骨はがし」を強い施術と思っている方がいますが、セルフケアは大きく動かすだけで十分です。ポイントは「腕を動かす」より「肩甲骨を動かす」意識。デスクワークの合間に肩を回すだけでも、固まりの予防になります。強く引っ張る必要はありません。

注意点

  • 反動をつけて無理に動かさない
  • 痛み・しびれが出たら中止
  • 四十肩・五十肩など肩に痛みがある方は、無理をせず医療機関にご相談を

まとめ

肩甲骨はがしは、固まった肩甲骨の動きを取り戻すセルフケア。肩回し・肩甲骨寄せ・バンザイ引き下げで、大きく動かすのがコツです。強く引っ張らず、デスクワークの合間にこまめに。肩こり・巻き肩の予防に役立ちます。

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肩こり・巻き肩が気になる方へ。身体の使い方から見直したい方は、訪問リハビリ・パーソナルコンディショニングでご相談を承っています

※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、診断・治療を行うものではありません。肩に痛み・しびれがある場合は、自己判断せず医療機関にご相談ください。

参考にした情報源

本記事は、以下の公的機関・学会の公開情報を参考に、一般読者向けに分かりやすく再構成したものです。

※内容はあくまで一般的な目安です。年齢・既往歴・症状により適切な対応は異なります。気になる症状がある場合は、医師・理学療法士などの専門職にご相談ください。

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この記事を書いた人

理学療法士。総合病院に勤務する現役の理学療法士として、姿勢・腰痛・肩こり・ストレッチなど、毎日の身体ケアに役立つ情報を分かりやすく発信しています。

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